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[バックナンバーのトップへ] [Linux システム管理のトップへ] いますぐ実践! Linux システム管理 / Vol.129 / 読者数:1269名こんばんは、うすだです。 先日、探しものをしていたら、偶然、「OS 占い」というものを見つけてしまいました。
OS占い
読んで字の如く、自分の性格や運勢を OS に見立てて占ってくれます。
なにはともあれ、とっても気になりますので、早速やってみました。 うすださんは MS-DOS です! …え、えむえす…どす…!?
よめは BeOS、子どもは UNIX だったのに…。
というわけで、みなさんも、是非、お試しください。 …途中フリーズするかもしれませんが、今回もはりきってまいりますよ。 今回のお題 - Linux お試し環境を作る<番外編> 〜 Cygwin先々週・先週と、Windows 上での Linux お試し環境構築方法について、 ご紹介しました。
Vol.127 - Linux お試し環境を作る 〜 VMware Player 編 今週からは、まったく別のネタにしようと思いましたが、ひとつ、 ご紹介すべきものを忘れていました。
VMware にしろ、Virtual PC にしろ、仮想環境上で Linux お試し環境を作成するには、
OS をまるっとインストールする必要があります。 Linux 上で動作するコマンドだけが、Windows 上でも同じように動作してくれれば、 普段 Windows を使っているひとでも、気軽に試せますよね。 というわけで今週は、そんなお手軽な Cygwin というものをインストールして、 それなりに使う方法を、ご紹介したいと思います。
Cygwin は、Windows 上で動作する、Linux ライクな環境です。
Cygwin Information and Installation
仮想環境上で動作する Linux のように、
環境がすべてそろっているわけではありませんが、
仮想環境を動かすわけではありませんので、メモリもディスクも、
それほど必要とはしません。 ですので、とりあえず Linux のコマンドに慣れたいというかたにとっては、 気軽に試せる逸品だと言えます。
また、Linux 使いなかたにとっては、
Windows を Linux 的に使うために必要不可欠なもの、とも言えます。
それではまず、Cygwin をインストールしてみましょう。 http://www.cygwin.com/setup.exe そして、その setup.exe を実行すると、ネットワーク・インストールが始まります。 以下、簡単に手順を示します。
以上で、インストールが終了します。 インストールが終わりましたので、早速使ってみましょう。 デスクトップなどにアイコンがある場合はそれを、 スタートメニューからたどる場合は プログラム -> Cygwin -> Cygwin Bash Shell を実行してください。
…はい、Windows 上で、普通に bash が起動しました。 $ ls bin/ doc/ tmp/ usu@ work/ $ df Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on C:\cygwin\bin 44732960 17606012 27126948 40% /usr/bin C:\cygwin\lib 44732960 17606012 27126948 40% /usr/lib C:\cygwin 44732960 17606012 27126948 40% / c: 44732960 17606012 27126948 40% /cygdrive/c ちなみに、ユーザ usu のホームディレクトリは、Cygwin では /home/usu ですが、 実際のパスは C:\cygwin\home\usu です。
とりあえずこれで、Cygwin が使えるようになりました。
コントロールパネルのシステムを開いて
(マイコンピュータのプロパティなどでも同様です)、詳細設定タブを選択し、
環境変数を押します。 c:\cygwin\bin;c:\cygwin\usr\bin;c:\cygwin\usr\sbin これで、コマンドプロンプトなどから、Cygwin のコマンドが使えるようになります。 C:\cygwin> ls Cygwin.bat bin dev home opt sbin usr Cygwin.ico cygdrive etc lib proc tmp var Windows マシンをみんなで使用している場合は、 ユーザ環境変数に Path を新たに設定したほうが、 みんなへの影響がなくてよいかもしれません。 ところで、Cygwin の世界では(といいますか Cygwin のコマンドから見た場合)、 C:\cygwin がルートディレクトリになりますが、他を参照する際には、 どうすればよいのでしょうか。 実は、Cygwin の中では、Windows のドライブが、/cygdrive の下に配置されています。 ですので、C:\Documents and Settings を参照したいときには、 以下のように実行すればよいことになります。 $ ls /cygdrive/c/Documents\ and\ Settings Administrator All Users Default User usu
とっさに思い出せない貴兄のために、cygpath コマンドがあります。 $ cygpath C:\\Program\ Files /cygdrive/c/Program Files 逆に、Cygwin のパスを Windows のパスに変換するには、-w オプションを用います。 $ cygpath -w /home/usu C:\cygwin\home\usu
これは、bash から Windows のコマンドを実行するときに、便利です。 $ notepad `cygpath ~/test.txt`
Cygwin のコマンドは、Windows のパスをわかってくれますので、
あまり気にする必要はありませんが…。 $ cat C:\\cygwin\\etc\\hosts ...内容は省略...
Cygwin は、擬似的な Linux 環境ですが、擬似的とはいえ、なんと、
sshd などのデーモンを起動することも、できてしまいます。
おっとその前に、当然ですが、sshd が必要です。 openssh をインストールしたら、以下のように、ssh-host-config を実行します。 (-y オプションは、全部に「はい」と答えるための呪文です。) $ ssh-host-config -y
これで、鍵の生成などの初期化を行い、サービスの登録まで行われます。 $ cygrunsrv -S sshd 以上で、別のマシンから Windows マシンに、 SSH で遠隔ログインできるようになります。 (安全のため、パスワードは必ず設定しましょう。) ちなみに、サービス一覧を見ますと、CYGWIN sshd というものがちゃんとできています。 スタートアップが「自動」になっていますので、 Windows の起動時に sshd が動いてくれます。素晴らしいですね…。 以上、Cygwin の使用方法を、さらりとご紹介しました。
あと、Cygwin の対抗馬として、
マイクロソフトの SFU(Windows Services for UNIX)というものがあります。
こちらも無償で利用できます。
まあ、なにはともあれ、知識として知っているだけでは、
知っていることになりませんので、是非、いろいろと試してみてください。 宿題の答え前回の宿題は、 復元ディスクを有効にして、取り返しのつかないことをしましょう。 でした。
まずは、電源OFF の状態から、起動します。 # rm /etc/passwd /etc/shadow とかですね。BSD 系なら、たとえば、以下のようにしてみましょう。 # rm /etc/passwd /etc/pwd.db /etc/master.passwd /etc/spwd.db
すかっとした! …かどうかはともかく、ここで 閉じる を行います。
しかし、気をつけなければならないのは、前回閉じたときに、
状態を保存している場合です。 実際、DragonflyBSD では、以下のメッセージが出力されました。 Mounting root from ufs:/dev/ad0s1a WARNING: was not properly dismounted これは、ディスクしか復元してくれないからで、 メモリやレジスタの内容も復元してくれれば、変更を削除し、 前の状態に戻る というオプションも可能なのではないか、という気がいたします。
まあ、最近のファイルシステムであれば、
たいていジャーナリング機能を持っていますので、
バーチャルディスクが壊れることはないと思います。 というわけで、変更を破棄するかもしれないときは、一度電源OFFの状態から起動して、 ヤバいことを行うようにすべきだと思います。
ちなみに、VMware Workstation 等のスナップショット機能は、
スナップショットを録った(起動最中の)瞬間に戻れるようです。 今回の宿題今回の宿題は、 Cygwin で xinetd を起動してみましょう。 です。
sshd だけでなくいろいろ動くと便利ですよね、ということで、
xinetd もインストールして、動かしてみてください。 あとがき今日は、家族そろって、映画「アース」を観てきました。
映画「アース」
地球上のさまざま生物が、苛酷な環境下で棲息する姿を、
最新の撮影技術を駆使してとらえたドキュメンタリー映画です。
観ていて衝撃的だったのは、地球上のほとんどの生物が、その時の一瞬の判断で、
自分の生死が決まってしまうという事実でした。 最近、テンションがあがらず、だらだらと過ごしてしまいがちでしたが、 瞬間を濃ゆく生きている生き物たちのことを思って、 時間を大切に使おうと思いました。(すごい結論だ…) また、地球温暖化問題そのものが、 金銭的あるいは政治的なプロパガンダであるという見方もありますが、 そういうことを抜きにしても、地球環境のことを真剣に考える必要があるということを、 再認識しました。 ホッキョクグマが絶滅の危機にある、ということを知っていても、 実際に死んでいくところを映像で観せられますと、このままじゃいけないんだ、 という気にさせられます。 個人でできることは小さいかもしれませんが、少しでも、今よりよくなることを、 できる限り行っていこうと思います。
そういえば、家族連れが多かったのにもかかわらず、上映中は、
驚くほど静かだったのが、印象的でした。
今回も、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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