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[バックナンバーのトップへ] [Linux システム管理のトップへ] いますぐ実践! Linux システム管理 / Vol.122 / 読者数:1161名こんばんは、うすだです。 自前のノートに Linux を入れるようになってから今まで、 デスクトップ環境はほぼ GNOME を使いつづけていました。 ですが、このたび、fluxbox というウィンドウマネージャを使ってみることにしました。
fluxboxの公式ページ Fluxbox は、軽快に動作することと、 複数のウィンドウをタブでグループ化できるところが、主な売りのようです。
使ってみると、たしかに軽快です。(タブはあまり使いこなせてません。) キーバインドなどまったく同じ設定にはできていませんが、そのへんは、 解決するまで人間のほうが歩み寄ればよい、ということにして、 しばらく使ってみたいと思っています。(今も使っています。) 使い慣れた環境を、わざと変えてみると、気分転換になるかもしれませんよ、 というわけで今週も、はりきってまいりたいと存じます。 今週のお題 - 正統派なバックアップを行うわたしが今さら、あらためて言うことでもありませんが、システム管理者にとって、 バックアップは、最重要課題のひとつに含まれると思います。
しかし、バックアップと言いましても、標準のプリミティブ的なコマンドから、
商用のオートマティックなものまで、幅広く存在するようです。
まあ、そんなときはやはり、経験がモノをいいますよね。 さて、バックアップと言えば、以前、 tar コマンドによるお気楽なバックアップというネタを、ご紹介しました。
Vol.001 - 簡易バックアップ ですので、今週は、バックアップの正統派とも言える、 dump コマンドと restore コマンドを、ご紹介したいと思います。
dump/restore コマンドの特徴は、ファイルシステム単位でバックアップを行うことと、
インクリメンタルバックアップが行えることです。 そして、QIC や DDS などのテープデバイスに対してバックアップを行うことを前提としているようですが、 通常のファイルに対してバックアップを行うことも可能です。 ま、細かい話は置いておきまして、以降では、dump コマンドや restore コマンドを、 実際に動かしてみたいと思います。 まずは、dump コマンドです。
その名の通り、dump コマンドでバックアップを行います。 テープデバイスにバックアップを行うのなら、 /dev/st0 などのデバイスファイルを指定します。 通常ファイルとしてバックアップを保存する場合は、 バックアップ対象のパスとは別のパーティション(できれば別の HDD)上に作成してください。 たとえば、/boot を、 /export/backup/boot0.dump というファイルにフルバックアップしたい場合は、 以下のように実行します。 # dump -0 -f /export/backup/boot0.dump /bootまた、バックアップファイルに - を指定しますと、標準出力に出力してくれます。 非圧縮なバックアップファイルは冗長なことが多いですので、 容量を節約したい場合は、以下のように実行することが可能です。 # dump -0 -f - /boot | gzip > /export/backup/boot0.dump.gz
さて、インクリメンタルバックアップを行いたい場合は、
バックアップを行った時間を記録しておく必要があります。 すると、/etc/dumpdates というファイルに記録されます。 # cat /etc/dumpdates /dev/hda1 0 Thu Oct 11 01:10:44 2007 +0900-W オプションをつけて dump コマンドを実行しても、わかります。 # dump -W Last dump(s) done (Dump '>' file systems): > /dev/hda2 ( /) Last dump: never /dev/hda1 ( /boot) Last dump: Level 0, Date Thu Oct 11 \ 01:10:44 2007…すみませんが、インクリメンタルバックアップにつきましては、紙面の都合上、 次週にご紹介する所存でございます。ご了承くださいませ。 では次に、restore コマンドです。
こちらもその名の通り、restore コマンドでバックアップを戻します。 このように実行しますと、バックアップファイルの中身全てを、 カレントディレクトリ上に復元します。 gzip などで圧縮している場合は、以下のように実行すればよいです。 # zcat /export/backup/boot0.dump.gz | restore -r -f -また、-t オプションで、中身を確認することができます。 # restore -t -f バックアップファイル
また、対話的に復元する方法もあります。
restore > というプロンプトが出力されますので、コマンドを指定して、
特定のファイルだけを復元することもできます。 以下では、vmlinuz-2.6.16-0vl66 と grub/grub.conf を戻しています。 restore > add vmlinuz-2.6.16-0vl66 restore > cd grub restore > add grub.conf restore > extract restoring ./vmlinuz-2.6.16-0vl66 restoring ./grub/grub.conf set owner/mode for '.'? [yn] y restore > quit-i オプションを用いて部分的に戻す際には、いきなり戻さず、別の場所で戻してから、 mv などで差し替えるようにしてください。 それから、お気づきのかたはお気づきだと思いますが、 restoresymtable というファイルができています。これは、 インクリメンタルバックアップの情報が記録されているファイルです。 関係ない場合や、バックアップをすべて戻したときには、 このファイルを消してしまってください。 以上、dump コマンドと restore コマンドによる、正統な? バックアップの方法を、 かなーり簡単ではありますが、ご紹介しました。 バックアップメディアがなくても、それなりに試したり、運用することも可能ですので、 ぜひ、実行してみてください。(実践あるのみ! です。)
実は、先日、読者のかたから、フルバックアップの方法と、
リストアする方法がよくわからないというメールをいただきました。
最近 tar ばっかりに頼っていましたので、いろいろ忘れていることや、
未経験のところがあります。 宿題の答え先週の宿題は、 今回ご紹介した方法で、複数のファイルを送受信できるでしょうか。でした。 手元の Windows マシンが受信する際には、Linux 上で動作させる sz の引数に、 複数のファイルを指定するだけです。 % sz ファイル1 ファイル2 ...Windows マシンから送信するときは、Tera Term の場合、 ファイルを複数選択するだけなのですが、ハイパーターミナルの場合、 複数選択することができませんでした。 …あ、そっけなくてすみませんが、以上です。 今週の宿題今週の宿題は、 restore コマンド自身を restore するとどうなるでしょうか。です。
以前、システム管理を本業にしていた頃、Solaris 上でやらかしたことがあります。
(たしか、Solaris 2.5 とかの頃です。) あとがきなるべく、特定の分野に偏らないよう、いろいろな本を読むよう心がけています。 ただ、そのつど購入していては、お金がどんどん減っていきますし、 家が本だらけになりますので、なるべく図書館を利用しています。 とはいえ、どうしても傾向が偏ってしまうようでして、最近は、 美術系と世界情勢に偏っているような気がします。 まあ、所詮どちらも素人ですので、わからないことだらけなのですが…。
世界情勢に関しましては、主に以下のメルマガを読んでいます。
田中宇の国際ニュース解説 いずれも、情報元をほぼ明示していて、それらをもとに考えを展開されているのですが、 将来の見通しがこうも違うものかと、びっくりします。
ただ、違うとはいえ、共通する見解も多くあります。
今後、アメリカ、中国、ロシア、北朝鮮、そして日本との関係がどうなるのか、
小学生の子どもを持つ親としましては、将来が気になります。
…あ、いつになくまじめなことを書いてしまいました。
今週も、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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「栗日記」−栗グッズなどが増えました。描いててよかったと思います。 |
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