
|
[バックナンバーのトップへ] [Linux システム管理のトップへ] いますぐ実践! Linux システム管理 / Vol.074 / 読者数:899名こんばんは、うすだです。 最近、ミドリガメを飼っています。 もともとは、同じマンションに住むひとが飼ってたのですが、 海外へ転勤になったので、その間、代わりにお世話をすることになりました。 ミドリガメというと、 ペットショップなどで売っている小さいやつを連想していたのですが、 すでに1年以上飼われていて、大人の手の平くらいのけっこうな大きさにまで、 すくすくと育っていました。 カメなんてどうせ餌食うだけじゃないのか? と思っていたのですが、 いざ飼ってみると、意外とニンゲンを認識してくれるので、 けっこうかわいい生き物だということがわかりました。 水槽を掃除するときに、ベランダに出して散歩させるのですが、 すみっこの日陰に行ったと思ったら、のこのこと戻ってきて、 こちらの顔をじっと見たりします。 餌をあげるときは、遠くからでも、手足をばたばたさせて、 早くくれーとこちらを見ながら主張します。特に、エビをあげるときが、すごいです。
いやー、かわいいやつです。ミドリガメ。 そんなわけで、ここのところは、ミドリガメに癒されている毎日です。 はい、オチはありません。さあ、今週も、はりきってまいりますよ! 今週のお題 - Logwatch をカスタマイズする世の中には、ログを集計してメールでお知らせしてくれる、 Logwatch なる便利なものが存在します。 毎日毎時間大量に出力されるログの中から、各サービス毎に、 必要な情報を抜き出して集計して、メールで連絡してくれる、親切なひとです。 RedHat 系のディストリビューションですと、 デフォルトでインストールされていると思いますので、 なんかそんなメールが毎日来てるなあ、 などと思われたかたもいらっしゃるのではないかと思います。 今週は、そんな縁の下の力持ちな Logwatch に注目し、 カスタマイズして使う簡単な方法を、ご紹介したいと思います。
まず最初に、Logwatch パッケージの有無を、確認しましょう。 # rpm -qi logwatch (RedHat 系の場合) # dpkg -l logwatch (Debian 系の場合) # ls -l /usr/sbin/logwatch (なんでも) 大抵のディストリビューションには入っているようですが、入っていない場合は、 yum とか apt とかで入手してください。 # yum install logwatch (yum の場合) # apt-get install logwatch (apt の場合)
それでは、いきなりですが、実行してみましょう。 # /usr/sbin/logwatch ログを参照するため、root の権限が必要です。
問題なく動作したら、軽くカスタマイズをしてみましょう。
まずは、root ではなく、別のひとにメールしてみましょう。 # logwatch --mailto usu@usupi.org
昨日のログではなく、今日のログを対象としてみましょう。 # logwatch --range Today メールじゃなくていいよというかたは、 --print オプションで標準出力に出力できます。 ただし、--mailto オプションを同時に指定すると、標準出力に出力されず、 メールが送信されてしまいます。ご注意ください。 # logwatch --print
出力を HTML 形式にもできます。 # logwatch --print --output html > /var/www/html/logwatch.html という具合に、DocumentRoot の下にファイルを置けば、 WWW でみんなに見せることができます。(ただし、情報漏洩にはご注意ください!)
あと、とても大事なオプションに、--service があります。 # logwatch --service sendmail --service sshd ちなみに、All と指定すると、すべてのサービスを対象とします。
今度は、上記のオプションを、設定ファイルに記述してみましょう。
Logwatch の設定ファイルの名前は、logwatch.conf です。 さて、設定ファイルの書き方は、ごく単純に、以下の形式になります。 変数名 = 値 変数名は、 先ほどのコマンドラインオプションの先頭の -- を取り除いたものになります。 また、変数名も値も、大文字小文字を区別しません。 たとえば、メールの宛先を usu@usupi.org にしたければ、以下のように記述します。 MailTo = usu@usupi.org --print など、引数を必要としないオプションは、Yes, True, On や 1 で有効に、 No, False, Off や 0 で無効に設定できます。 Print = No また、--service など、複数の値を設定できるオプションは、以下のように羅列します。 Service = sendmail Service = sshd 設定したら、実際に logwatch を実行して、確認してみてください。 以上、Logwatch のカスタマイズについて、簡単にご紹介しました。 会社的に許されるなら、あなた好みの logwatch に変更して、 周りのひとを驚かせてみてください。(許されないなら、先に許可を得てください。)
余力のある方は、logwatch の本体である logwatch.pl を眺めましょう。 宿題の答え先週の宿題は、 カレントディレクトリにある AVI ファイルの数を定期的に出力して、 それがある数に達したら終了するものを、コマンドライン上で実行して みましょう。 でした。
ファイルの数を変数に入れておき、それがある数と一致したら、
while 文から抜けるようにしておけば、よさそうです。 % count=0 % while [ $count -ne 10 ] ; do > sleep 5 > count=`ls -1 *.avi | wc -l` > echo $count > done
基本的な構成は、先週のものとほぼ同じです。 今週の宿題今週の宿題は、 すべてのサービスを対象に logwatch を実行してください。 ただし、sendmail は対象外としてください。 です。 本題では説明しませんでしたが、あるサービス以外すべて、という指定ができます。 その方法をなんとか捜し出して、設定してみてください。 先週の補足「Linux英語の達人」を発行している吉岡さんより、 もっとすっきりした繰り返し実行の方法を、教えていただきました。 先週、1から10まで繰り返して実行するには、以下のようにしましたが、 % loop=1 % while [ $loop -le 10 ] ; do > 処理内容... > loop=`expr $loop + 1` > done
for 文と seq コマンドを使えば、もっとシンプルになります。 % for loop in `seq 1 10` ; do > 処理内容... > done csh 系の場合は、foreach 文を使えば、同様のことができます。 % foreach loop (`seq 1 10`) > 処理内容... > end というわけで、ご指摘ありがとうございました。> 吉岡さん
わたしは、HTML 形式のメルマガを購読しない主義ですが、唯一、例外があります。 それが、吉岡さんのメルマガです。
Linux英語の達人 技術屋と英語とには、切っても切れない、深い深ーい関係がありますが、 「Linux英語の達人」では、Linux に関する英語の1フレーズに注目して、 解説を交えて訳してくださいます。 週刊ですので、お気軽に購読してみてください。 あとがき↑とってつけたような宣伝を入れてしまいましたが、 頼まれたわけでなくわたしが勝手に書きましたので、ご容赦ください。
よく考えますと、シェルのコマンドラインに関するネタは、エイリアスやヒストリ、
ディレクトリスタックの操作など、いくらでもありました。
…ああ、もう十分長くなってしまいました。今週は、
このあたりで終わりにしたいと思います。
今週も、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
「いますぐ実践! Linux システム管理」の解除は、以下からできます。
バックナンバーは、こちらにほぼ全部そろっています。
「栗日記」−最近、ぼちぼちと紹介してもらったりしています。 |
▼ トップ ▼ プロフィール ▼ リンク
▼ 作ってみました
▼ せんでん
▼ 最近読んだ本 [X]
「センネン画報」 今日 マチ子「粟津潔 デザインする言葉」 粟津潔 「Binary Hacks」 高林 哲,鵜飼 文敏,佐藤 祐介,浜地 慎一郎,首藤 一幸 「Make: Volume01」 オライリー・ジャパン 「セーラが町にやってきた」 清野 由実 「手紙屋」 喜多川 泰 「Linuxカーネル2.6解読室」 高橋 浩和,小田 逸郎,山幡 為佐久 「人蕩し術」 無能 唱元 「子育てハッピーアドバイス2」 明橋 大二, 太田 知子 「ラッセル幸福論」 B. Russell 「それでも人生にイエスと言う」 Viktor Emil Frankl 「子育てハッピーアドバイス」 明橋 大二, 太田 知子 「考具」 加藤 昌治 「北欧デザイン<3>」 渡部 千春 「北斎の謎を解く」 諏訪 春雄 「体感美術館」 平野 暁臣 「チベット永遠の書」 Theodore Illion 「リナックスの革命」 Pekka Himanen 「人月の神話」 Frederick Phillips,Jr. Brooks 「ヤバい経済学」 Steven D. Levitt, Stephen J. Dubner 「小布施ッション<2001-2002>」 セーラ・マリ カミングス 「アンパンマン伝説」 やなせ たかし 「夢をかなえるゾウ」 水野 敬也 「ゲーム開発者のためのAI入門」 David M. Bourg, Glenn Seemann 「北欧デザイン<2>」 渡部 千春 「北欧デザイン<1>」 渡部 千春 「ヒューマン2.0」 渡辺 千賀 「中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日」 北野 幸伯 「超ロング・セラー 絶滅寸前商品」 湯浅 豊彦 「The BUG(ザ・バグ)」 すずき ひろのぶ,かとう みつあき 「デザインのデザイン」 原 研哉 「マキアヴェッリ語録」 塩野 七生 「ハンバーガーを待つ3分間の値段」 斎藤 由多加 「星の旅人-スペイン「奥の細道」-」 黛 まどか 「食品の裏側」 安部 司 「On Lisp」 Paul Graham 「ぼくが医者をやめた理由 つづき」 永井 明 「あなたならどうする?」 Jack Nikolaschka 「セキュアプログラミング−失敗から学ぶ設計・実装・運用・管理」 Mark G. Graff, Kenneth R. van Wyk 「「左利き」は天才?−利き手をめぐる脳と進化の謎」 David Wolman 「自分の中に毒を持て」 岡本 太郎 「アトピーの薬を減らす本」 田中 貴子 「岡本太郎「明日の神話」修復960日間の記録」 吉村 絵美留 「X51.ORG THE ODYSSEY」 佐藤 健寿 「アレルギーっ子の暮らし応援BOOK」 佐藤 のり子 「沖縄文化論」 岡本 太郎 「「伝説の社員」になれ!」 土井 英司 「コンピュータの構成と設計(上)」 Patterson & Hennessy 「カラスのジョンソン」 明川 哲也 「ドリルを売るには穴を売れ」 佐藤 義典 「頭がよくなる照明術」 結城 未来 「クロフォードのインタラクティブデザイン論」 Chris Crawford 「いじめの根を絶ち子どもを守るガイド」 Barbara Coloroso 「非常識のすすめ―逆発想の仏教論」 ひろさちや 「Linuxアドバンストネットワーク構築ガイド - HAサーバ構築編」 デージーネット 「イノベーションの達人!」 Tom Kelly, Jonathan Littman 「クリエーター50人が語る創造の原点」 小原 啓渡 「欺術 - 史上最強のハッカーが明かす禁断の技法」 Kevin Mitnick 「楽しい気象観察図鑑」 武田 康男 「入門 Ajax」 高橋 登史朗 「リリカルな自画像」 岡本 太郎 「やぎの目ゴールデンベスト」 林 雄司 「初めてのPython 第2版」 Mark Lutz,David Ascher 「鼻兎」 小林 賢太郎 「なぜ、これがアートなの?」 Amelia Arenas 「芸術起業論」 村上 隆 「まほう色の瞳」 Enrique Barrios 「ラーメンズつくるひとデコ」 ラーメンズ 「R25 つきぬけた男たち」 R25編集部 「美の呪力」 岡本 太郎 「しろのあお」 上大岡 トメ 「ザ・ゴール」 Eliyahu M. Goldratt 「ハッカーと画家」 Paul Graham 「岡本太郎に乾杯」 岡本 敏子 「Fedore Core Expert」 Software Design 「誰も知らない男」 ブルース・バートン 「子どもが育つ魔法の言葉」 ドロシー・ロー・ノルト 「国家の罠」 佐藤 優 「夜回り先生」 水谷 修 「やぎの目絵日記」 林 雄司 「7つの習慣」 スティーブン・R. コヴィー 「まろ、ん?−大掴源氏物語」 小泉 吉宏 「ザ・サーチ グーグルが世界を変えた」 ジョン・バッテル 「ポストモダン・マーケティング」 スティーブン ブラウン 「機動戦士ガンダムさん」 大和田 秀樹 「小エロのひみつ - Webやぎの目研究発表」 林 雄司 「これ、誰がデザインしたの?」 渡部千春 「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」 神田 昌典 「ガルシアへの手紙」 エルバート ハバード 「人生は素晴らしいものだ」 オグ・マンディーノ 「ザ・マインドマップ」 トニー・ブザン,バリー・ブザン 「ワインバーグのシステム思考法」 G.M.ワインバーグ 「渋谷ではたらく社長の告白」 藤田 晋 「渋井真帆の日経新聞読みこなし隊」 渋井 真帆 「コラム息切れ」 小野 法師丸 「早朝起業」 松山 真之介 「変な人が書いた驚くほどツイてる話」 斎藤 一人 「35歳から仕事で大切にしたいこと」 村井 勉 「金融広告を読め」 吉本 佳生 「発想する会社!」 トム・ケリー,ジョナサン・リットマン 「エハイク」 吉田 戦車 「人生の旋律」 神田 昌典 「仕事の思想」 田坂 広志 「CPUの創りかた」 渡波 郁 「非常識な成功法則」 神田 昌典 …これ以前は記録してません…
▼ 気に入ってる本
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||