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[バックナンバーのトップへ] [Linux システム管理のトップへ] いますぐ実践! Linux システム管理 / Vol.062 / 読者数:840名こんばんは、うすだです。 愛知万博会場の近くにある、愛知県陶磁資料館へ行ってきました。
愛知県陶磁資料館
ここでは、かなり安い値段で、自分で土を練って、食器などを作ることができます。
ここでは、大きさや厚みに制限があるものの、それを守れば、何個でも、
どんなものでも、自由に作ることができます。
おそらく、今日作ったものが来月に出来上がると、
また取りに行くついでに作ってしまうんだろうなあ、と思います。 そのうち飽きて解消されるかもしれませんが、 創作活動で脳を鍛えているのだと思って、飽きるまでは存分に楽しみたいと思います。 それでは、今週も、はりきってまいりましょう! 今週のお題 - 設定ファイルをもっとリビジョン管理する先週、RCS を使った、設定ファイルのリビジョン管理の方法を、 さらっとご紹介しました。
Vol.061 - 設定ファイルをリビジョン管理する ただ、基本的なことしか触れませんでしたので、 ちょっとでもイリーガルなことが起こると、困ってしまうのではないかと思います。 そんなときのために、今週は、もう一歩踏み込んだところをご紹介したい と思います。 先週と同じく、今週も、/etc/hosts を例に、ご紹介します。
まず、今までの履歴や今の状態を見たいという欲求は、
とてもありがちなことではないかと思います。
% rlog /etc/hosts
RCS file: /etc/hosts,v
Working file: /etc/hosts
head: 1.2
branch:
locks: strict
root: 1.2
...後略...
最新のリビジョンが 1.2 だとか、root が 1.2 をロックしているとか、
今までにどんなリビジョンがあったのか、などなどがわかります。
次に、リビジョンに別名をつけてみましょう。 rcs -n別名:リビジョン ファイル たとえば、リビジョン 1.2 に vista というだいそれた別名をつけてみる場合は、 以下のように実行します。 # rcs -nvista:1.2 /etc/hosts RCS file: /etc/hosts,v done
別名は、リビジョンを指定するオプションなどで、使えます。
このリビジョンから何を変えたんだっけ、という疑問にも、
RCS は答えてくれます。 rcsdiff -rリビジョン1 -rリビジョン2 [diffのオプション] ファイル たとえば、リビジョン 1.2 と 1.4 の差分を less コマンドで見たい場合には、 以下のように実行します。 # rcsdiff -r1.2 -r1.4 -u /etc/hosts | less -u オプションは、diff コマンドに渡されるオプションです。
ロックしたけど、やっぱり変更するのをやめたい、なんていうのも、
よくあることだと思います。 # rcs -u /etc/hosts RCS file: /etc/hosts,v 1.2 unlocked done
通常はありえないと思いますが、複数のリビジョンをロックしているときは、
解除したいリビジョンを明示的に指定します。 # rcs -u1.2 /etc/hosts
忌まわしきリビジョンをこの世から葬り去りたい、という恐ろしい欲求にも、
RCS は答えてくれます。おお…。 # rcs -o1.2 /etc/hosts
これで、リビジョン 1.2 が消え去ります。 # rcs -o1.2:1.4 /etc/hosts
上記を実行しますと、1.2 から 1.4 の間のリビジョンが、
きれいさっぱり消え去ります。
最後に、設定ファイル中に、$Id$ や $Log$ などのキーワードを挿入しておくと、
チェックアウトしたときに、挿入したキーワードが、
リビジョンや今までの履歴に置き換えられます。 # $Id$ 127.0.0.1 localhost これをチェックインして、チェックアウトしますと、 # $Id: hosts,v 1.3 2006/06/18 14:20:30 root Exp root $ 127.0.0.1 localhost
$Id$ がリビジョンの概要に置き換わります。
以上、RCS を使ったリビジョン管理について、さらにご紹介しました。 恐れず、面倒くさがらず、実際に試してみてください。 宿題の答え先週の宿題は、 RCS で、もとのアクセス権を保存する方法を、考えてみましょう。 でした。
元のファイルのアクセス権を覚えておき、チェックインやチェックアウトの後に、
覚えておいたアクセス権を設定しなおす、という方法を思いつきましたので、
実際にやってみました。
#!/usr/bin/perl
use strict;
if($#ARGV < 0) {
print STDERR "Usage: $0 args...\n";
exit 1;
}
my $file = $ARGV[$#ARGV];
my @stat = stat($file);
if(!@stat) {
print STDERR "$file: cannot stat.\n";
exit 2;
}
my $mode = $stat[2];
system(@ARGV);
if(! -f $file) {
open(FILE, ">$file");
close(FILE);
}
chmod($mode, $file);
あらかじめ stat() でアクセス権($mode)を得てから、system() で引数を実行し、
アクセス権を chmod() で設定しなおします。それだけです。 writable testfile exists; remove it? [ny](n): このスクリプトを、cvswrap.pl というファイル名で保存したとすると、 以下のように使います。(testfile を管理します。) % echo test > testfile % chmod 660 testfile % ls -l testfile -rw-rw---- 1 usu adm 5 Jun 13 23:07 testfile % ./cvswrap.pl ci testfile % ls -l testfile -rw-rw---- 1 usu adm 0 Jun 13 23:15 testfile % ./cvswrap.pl co -l testfile (既存ファイルを消してよいか聞かれたら y) % ls -l testfile -rw-rw---- 1 usu adm 5 Jun 13 23:18 testfile (testfile を編集) % ./cvswrap.pl ci testfile % ./cvswrap.pl co testfile (既存ファイルを消してよいか聞かれたら y) % ls -l testfile -rw-rw---- 1 usu adm 10 Jun 13 23:31 testfile 最初にアクセス権を 660 と設定しましたが、どの段階でも、 最初に設定したアクセス権になっていることがわかります。 今週の宿題今週の宿題は、 ロックしなくてもチェックインできるようにしてみましょう。 です。
実質的な管理者が自分だけだったりするなら、ロック・アンロックしなくても、
実害は少ないと思います。 あとがき
とうとう、専用サーバを借りることになりました。
前にも書きましたが、専用サーバといってもいろいろあります。
SAKURA Internet : 専用サーバ 月額6,800円で、root 権限がもれなくついてきて、 仮想ではなくほんものの専用サーバです。 メモリが 512MB, ディスクも 40GB あるので、たぶん十分です。
OS も、2種類だけですが、選べます。 これから、初期設定や移行作業など、いろいろやることがありますので、 わくわくしています。(^ε^) 使用感などで、おもしろいことがありましたら、随時ご紹介していきたいと思います。 あまり期待せずに、お待ちいただけますと幸いです。
今週も、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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