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[バックナンバーのトップへ] [Linux システム管理のトップへ] いますぐ実践! Linux システム管理 / Vol.061 / 読者数:833名こんばんは、うすだです。 昨日、大阪の万博公園に行ってきました。
万博公園 - 独立行政法人 日本万博博覧会記念機構 わたしは、小学校3年生まで万博公園の近くに住んでいましたので、 たまに家族で万博公園へ行っていました。 久しぶりだなーなんて思いながら訪れたのですが、残念なことに、 当時の記憶を思い出させるようなモノには、巡り合えませんでした。 太陽の塔なんて、当時から何度も目にしていたはずなのですが、 懐かしいなーという気持ちは、不思議と湧いてきません。
それでも、あのインパクト、巨大さは、想像以上でした。
丹下健三の「お祭り広場」の大屋根をどーんとぶち抜いてしまうほどですから、
でかいだろうというのは頭でわかっていたはずなのですが、
やはり実際に目にすると、かなりの衝撃を感じますね。
やっぱり、頭の中でわかっているつもり…では、ダメなんですね。
おせっかいなところに着地してしまいましたが、気にしないでください。 今週のお題 - 設定ファイルをリビジョン管理するいまや、 どのディストリビューションにもさまざまなアプリケーションが搭載されており、 どれになにが入っているのか把握しきれなくなってきているように思います。 とはいえ、現在においては、グーグルなどで検索することで、 設定方法を知ることができますので、ドキュメントを読破しなくても、 そして完全に理解をしなくても、それなりに動作させることができます。 そんなわけで、必要な設定を行い、ユーザのみなさまに使っていただき、 フィードバックを得て設定を変更する、というスパイラルが、 各所で日々行われているのだと推測します。
さて、ここで、ふと、管理上の問題に気づきました。 というわけで、今週は、RCS を使って、 設定ファイルのリビジョン管理を行ってみようと思います。
今週は、RCS の使い方を、簡単にご紹介します。 RCS によるリビジョン管理のおおまかな流れは、以下の通りです。
今回は、/etc/hosts をいじくりながら、ご紹介したいと思います。
以上、ものすごく大雑把ですが、RCS の使い方をご紹介しました。
簡単には、上記の流れで、リビジョン管理できる…と思います。
アクセス権に厳しいアプリケーションの場合は、
手動でアクセス権を設定するなどして、しのぐ必要があることを、
覚えておいてください。 宿題の答え先週の宿題は、 tcpdump を使って、POP3 のパケットを眺めてみましょう。 でした。 こんな宿題を出して、今、激しく後悔しておりますが、 できるところまでやってみたいと思います。
tcpdump -x -s 0 port 110 で得た結果を、超抜粋してご紹介します。
01:09:09.989696 IP localhost.localdomain.pop3 > \
localhost.localdomain.42378: P 1:75(74) ack 1 win 32767 \
<nop,nop,timestamp 174541460 174541434>
0x0000: 4500 007e 2547 4000 4006 1731 7f00 0001 E..~%G@.@..1....
0x0010: 7f00 0001 006e a58a 0baa 6f3d 0b05 b503 .....n....o=....
0x0020: 8018 7fff c69d 0000 0101 080a 0a67 4a94 .............gJ.
0x0030: 0a67 4a7a 2b4f 4b20 5170 6f70 7065 7220 .gJz+OK.Qpopper.
0x0040: 2876 6572 7369 6f6e 2034 2e30 2e39 2920 (version.4.0.9).
0x0050: 6174 2074 616d 616f 2073 7461 7274 696e at.tamao.startin
0x0060: 672e 2020 3c31 3838 3935 2e31 3135 3030 g...<18895.11500
0x0070: 3432 3134 3940 7461 6d61 6f3e 0d0a 42149@tamao>..
見にくくてすみません。 4500 : 4=Version(IPv4), 5=IHL(32bitx5=20octet), 00=ToS 007e : Total Length 2547 : Identification 4000 : 4=Flags(Don't fragment), 000=Fragment offset 4006 : 40=TTL, 06=Protocol(TCP) 1731 : Checksum 7f00 0001 : Source Address (127.0.0.1) 7f00 0001 : Destination Address (127.0.0.1)
IP のバージョンや、次ヘッダ(TCP)、IPアドレスなどがわかります。 006e : Source Port(110) a58a : Destination Port(42378) 0baa 6f3d : Sequence Number 0b05 b503 : Acknowledgment Number 8018 : 8=Offset(32bitx8=32octet), 18=Flags(ACK,PSH) 7fff : Window c69d : Checksum 0000 : Urgent Pointer 0101 : Option:No-operation 080a 〜 4a7a : Option:Timestamps
ポート番号、シーケンス番号、ACK番号、ウィンドウサイズなどがわかります。
(TCP ヘッダのオプションは、RFC1323 に書いてあります。) これに対して、以下の ACK を返します。
01:09:09.989734 IP localhost.localdomain.42378 > \
localhost.localdomain.pop3: . ack 75 win 32767 \
<nop,nop,timestamp 174541460 174541460>
0x0000: 4510 0034 ff7a 4000 4006 3d37 7f00 0001 E..4.z@.@.=7....
0x0010: 7f00 0001 a58a 006e 0b05 b503 0baa 6f87 .......n......o.
0x0020: 8010 7fff 6d92 0000 0101 080a 0a67 4a94 ....m........gJ.
0x0030: 0a67 4a94 .gJ.
IPヘッダは割愛します。TCPヘッダは以下の通りです。 a58a : Source Port(42378) 006e : Destination Port(110) 0b05 b503 : Sequence Number 0baa 6f87 : Acknowledge Number 8010 : 8=Offset(32bitx8=32octet), 10=Flags(ACK) 7fff : Window 6d92 : Checksum 0000 : Urgent Pointer 0101 : Option:No-operation 080a 〜 4a94 : Option:Timestamps 受けとりましたよという返事なので、データはありません。 その後、"USER ユーザ名" "+OK 云々" "PASS パスワード" "+OK 云々"... というやりとりが続きますが、これはアレですので、割愛します。 あ、そうそう、RFC は、たとえば以下から参照してください。
IETF RFC Page 今週の宿題今週の宿題は、 RCS で、もとのアクセス権を保存する方法を、考えてみましょう。 です。 たとえば、万人が読み書きできないといけないファイルを、 RCS を使って管理しようとします。 % ls -l file -rw-rw-rw- 1 usu adm 5 Jun 12 01:00 file % ci file % co file % ls -l file -r--r--r-- 1 usu adm 5 Jun 12 01:01 file
上記のように、チェックアウトすると、書き込み権が失われます。 あとがき前回のネタについて、読者の方から、ご指摘いただきました。 > 試していいマシン上で以下を設定して、別のマシンから ping します。 > > # iptables -A INPUT -p icmp -j DROP > > …再現したでしょうか。 > 試したら、以下を実行して、もとに戻しましょう。 > > # iptables -F
なんて気軽に書きましたが、上記のように iptables -F と実行しますと、
他の設定もまるっと消えてしまいます。 # iptables -D INPUT -p icmp -j DROP ご指摘いただいた○○さん、どうもありがとうございました。 もし、iptables -F を実行して、 のっぴきならない状況に陥ってしまった方がいらっしゃいましたら、 この場を借りて、陳謝いたします。m(_o_)m
…というわけで、最近、ちらほらと、感想などをいただいております。
…あーもうだめです、今日は気力体力の限界に達しました。 すみません、しりきれとんぼ的ですが、ここでおわりにします。
今週も、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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