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[バックナンバーのトップへ] [Linux システム管理のトップへ] いますぐ実践! Linux システム管理 / Vol.058 / 読者数:814名こんばんは、うすだです。 私事で恐縮ですが、ちょっとお知らせしたいことがあります。
ご存知なかたはご存知だと思いますが…
栗日記ぎゃらりー - 栗菓子の信州おぶせ 栗庵風味堂 …いやー、人生なにが起こるか、わかりません。 栗庵風味堂さんからお声をかけていただいたのが、去年のことですので、 開設していただけることはわかっていましたが、 こうしてほんとうに実現してしまいますと、なんと表現していいのかわかりません。 今、栗庵風味堂さんには、感謝しきれないくらい感謝している次第です。 実は、来週も、わたしにとってサプライズなことがあるのですが、 これはお話しすべきときがきましたら、ご紹介したいと思います。 実はかなり舞い上がっていますが、ちょっと自分を戒めつつ、 今週も、はりきってまいりたいと思います。 今週のお題 - シングルユーザモードについて先週、pam_time.so を使っていろいろ試していたら、PAM の設定を誤ってしまい、 だれもログインできなくしてしまいました。 そんなときは、シングルユーザモードで立ち上げ直して、 設定を修正するしかないのではないかと思います。 PAM に限らず、なにか設定を間違えてログインできなくしてしまったり、 正しく起動しなくしてしまったとき、あるいはファイルシステムの修復等の際には、 シングルユーザモードで作業を行う必要があります。
昔に比べると、シングルユーザモードで作業することは少なくなりましたが、
それでも、たまにお世話になることがあります。 というわけで今週は、シングルユーザモードについて、少し考えてみたいと思います。 まずは、シングルユーザモードで立ち上げる方法を、ご紹介します。 ブートローダが GRUB の場合の手順は、以下の通りです。
LILO の場合は、テキストモード上で、linux single もしくは linux -s と入力します。 ようするに、カーネルのコマンドラインオプションに、single か -s を指定すれば、 シングルユーザモードで起動できます。 すると、Linux カーネルが初期化を行ったあと、以下のメッセージが出力されます。 Give root password for maintenance (or type Control-D to continue):
ここで、root のパスワードを入力すると、シェルが起動しますので、
修正などの作業を行いましょう。 さて、シングルユーザモードにするには、起動時に、 カーネルのコマンドラインオプションへの指定が必要でした。 ということは、 カーネルがシングルユーザモードにしているんだなと思われるかもしれません。 ですが、実は、そうではありません。
前にも書いたような気がしますが、カーネルは、
シングルユーザモードかマルチユーザモードかなんて、全く気にしていません。 では、誰が、パスワードの入力を求めたり、シェルを起動しているのかと言いますと、 それは init です。 カーネルは、コマンドラインオプションのうち、 自分が解釈できなかったオプションを、init 起動時に、 引数として渡すようになっています。 ですので、init は、引数に single あるいは -s というものが含まれている場合に、 通常の起動ではなく、シングルユーザモードで起動します。
ちなみに、Vine の init のソースコードをみていますと、
emergency か -b を渡すと、いきなりシェルが起動するように書かれていました。 …まあ、とりあえず、single でシングルユーザモードが起動するのだ、 と覚えておけばよさそうですね。(大雑把ですみません…。) 以上、簡単ですが、シングルユーザモードについて、ご紹介しました。 あまり実践という感じではありませんでしたが、個人的に気になっていたこともあり、 いくつか調べてみたことを書きました。 もし、個人で自由に使える Linux マシンをお持ちでしたら、 一度シングルユーザモードで立ち上げて、様子を伺ってみてください。
また、前に、シングルユーザモードについて宿題を出していたようです。
Vol.029 - サービスの制御を覗きみる (宿題の答えにあります) 宿題の答え先週の宿題は、 /etc/security/time.conf に、同じユーザの設定を複数指定することが できるでしょうか? でした。 結論から申しますと、できませんでした。
たとえば、平日は 8:30 から 18:00 までを許可して、
土日は 10:00 から 20:00 までを許可したいとして、
以下を time.conf に追加したとします。 *;*;usu;Wk0830-1800 *;*;usu;Wd1000-2000 こう書くと、実際は、平日の 8:30 から 18:00 までしか許可されません。 pam_time.so は、1つ目のエントリを見て、 平日の 8:30 から 18:00 までであれば許可しますが、当てはまらない場合は、 その時点でアウトと判定してしまいます。
もうちょっと詳しく書きますと、
最初の3つのフィールドで当てはまるかどうかを判定し、当てはまらなければ、
次の行に進みます。
ですので、曜日によって時間帯を分けたい場合に、困りますね。 今週の宿題今週の宿題は、 シングルユーザモードで起動してください。ただし、起動時にカーネル のコマンドラインオプションで指定するのではなく、別の方法で行って ください。 です。 init が行うということがわかれば、答えにたどり着けると思います。 あとがきそんなわけで、戒めても戒めても、舞い上がってしまって、地に足がつきません。 仕事はここのところずっとてんぱっっていますが、今考えられることは、 ギャラリーと来週のことばかりです。あーだめですね。 人生に波はつきものだと思いますが、ちょうど今のわたしは、 ピークへとまっしぐらな状態のような気がします。 人生の波と言えば、カリスマ経営コンサルタントの神田昌典氏が提唱する、 春夏秋冬理論を思い出します。
なぜ春はこない?
大雑把に要約すると、成長カーブを、人生にあてはめたものです。 わたしの場合、今がピークの夏だとすると、前兆の春があったはず…なのですが、 そのような記憶がなく、いきなり来ている感じがします。 この本を読んだときにも、あてはめてみようと思ってやってみたのですが、 12年で考えると、うまくあてはまりませんでした。
人生に成長カーブが適用できそうだというのは、ごもっともな話だと思いますが、
それが12年かどうかは、ひとによって違うのかもしれません。
問題は、どうやって分ければいいのかがわからない、ということです…。
以上、今週も落ちがない状態で、お別れの時間がやってまいりました。
今週も、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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