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[バックナンバーのトップへ] [Linux システム管理のトップへ] いますぐ実践! Linux システム管理 / Vol.044 / 読者数:707名こんばんは、うすだです。
インフルエンザがはやっていますね。
すでに午後の2時を過ぎていたのですが、
待合室はインフルエンザと思われる子どもとその親で、ごったがえしていました。 しかし、この時期にインフルエンザになんぞ、なっていられませんので、 家の中でもマスクをして、ときどきうがいをしたり、熱いお茶を飲んだりして、 できる限りの予防策を行っています。
みなさんも、インフルエンザには、十分ご注意ください。 それでは、インフルエンザに負けず、今週も、はりきってまいりましょう! 今週のお題 - 複数台のサーバに見せかける小規模なところや SOHO している方のところでは、 1台のサーバですべてをやらせるという構成が、一般的ではないかと思います。 しかしながら、組織の規模が大きくなってきて、 1台ではまかないきれなくなってきたり、信頼性の問題などを考慮したときに、 新たにサーバを追加して分散させてあげる必要があります。
しかし、サーバを増やして、サービスを分散させる度に、クライアントの設定や、
DHCP サーバの設定を変更しないといけません。 じゃあ、1台しかないうちから、複数サーバがいるように見せかけることができれば、 サーバが増えても設定を変える必要がなくなりますよね。 というわけで、今週は、1台のサーバで、サーバが複数いるように見せかける方法を、 ご紹介したいと思います。 といっても、ようは、1つのネットワーク・インターフェースに、 複数の IP アドレスを割り当てるだけです。
通常、IP アドレスの設定は、ifconfig コマンドで行います。 # ifconfig eth0 192.168.1.10
これに、別の IP アドレスを追加するには、
仮想的なインターフェース名を使用します。 たとえば、先ほどの eth0 に、192.168.1.11 を追加設定するには、 以下のように実行します。 # ifconfig eth0:0 192.168.1.11
これで、192.168.1.11 でも、受け答えしてくれるようになります。 % ping 192.168.1.10 % ping 192.168.1.11 ちなみに、上記では、同じネットワーク上の IP アドレスを設定しましたが、 全く別のネットワークのアドレスを設定することも可能です。
さて、これで、IP アドレスを複数設定できたわけですが、再起動などする度に、
ifconfig を手動で実行するのは面倒です。
まず、RedHat, Vine, Fedora などの場合は、
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0:0
という名前のファイルを新たに作成します。
内容は、以下のようにしておきます。 DEVICE=eth0:0 BOOTPROTO=static BROADCAST=192.168.1.255 IPADDR=192.168.1.11 NETMASK=255.255.255.0 NETWORK=192.168.1.0 ONBOOT=yes
Debian などの場合は、/etc/network/interfaces に以下を追加します。 auto eth0:0 iface eth0:0 inet static address 192.168.1.11 netmask 255.255.255.0 network 192.168.1.0 broadcast 192.168.1.255 できましたら、実際に、再起動などして確認してください。
以上、サーバを複数台に見せかける方法を、ご紹介しました。 宿題の答え先週の宿題は、 メーリングリストのメンバーを、WWW で参照できるようにしましょう でした。 ここでは、 /var/spool/ml にある testml というメーリングリストの参照を考えてみます。
お手軽なのは、Alias を用いる方法です。 Alias /ml/ /var/spool/ml/ そして、apachectl configtest と apachectl restart を実行しますと、 http://サーバ/ml/testml で参照できるようになります。
または、CGI を使って、もうちょっと見栄えをよくすることもできます。
testml の登録メールアドレス一覧を返すCGI こちらは、/var/spool/ml 以下を全部公開するのではなく、 testml だけを見えるようにしています。 つまり、公開してもよいメーリングリストだけに限定することができます。 状況にもよりますが、どちらの場合も、 せめて Basic 認証くらいはつけた方がよいのではないかと思います。 今週の宿題今週の宿題は、 WWW サーバに IP アドレスを2つ設定し、どちらかしか WWW を受け付け ないようにしてみましょう です。
せっかくサーバが複数いるように見せかけているのに、
どちらも同じ WWW のサービスを提供していると、疑われてしまいます(?)。 あとがき
うちはマンションなのですが、マンション全体で、1本の光ファイバを共有して、
インターネットに接続しています。 そんな状況を、どうも他の方々も不満に思われていたようで、 プロバイダを変えようという話が出てきました。 速度面で妥協はしたくないけど、価格はなるべく据え置きで、 使ってない人は契約しなくていいようにしたい(いまは20戸全部が強制的に契約)、 ということで、候補のプロバイダはほぼ絞られてきました。
それはいいのですが、ふと疑問に思うのは、価格です。
バックボーンがこんなに太いんですとか、これだけ多重化してますよとか、
具体的に示して欲しいなーと思うのは、わたしだけでしょうか。
…そんなせこいことを言っておきながら、マンションは、
ぽんっとローンで買ってしまうのですから、とやかく言えませんよね。 ま、マンションの総会は3月ですので、みんなの意見がまとまって、 春のうちに切り替わるといいなあと思いながら、 相変わらずの仕事に追われる日々を過ごしております。
今週も、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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