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[バックナンバーのトップへ] [Linux システム管理のトップへ] いますぐ実践! Linux システム管理 / Vol.020 / 読者数:413名こんばんは,うすだです.
のっけから私事で申し訳ありませんが,7月末に納入するお仕事が,
かなりやばい状況になってきました. やはり,最初に目標(仕様)があって, それに到達するためにどうすべきかを順番に考える,という順序でないと, うまくいかないと思うのですが,現実はそんなに甘くないのでしょうか. …そんな状況であるにも関わらず,毎日栗の絵を描いて, このメルマガを発行している私にも,そうとう問題がありそうですが.(^ε^;;;; ま,あまり悲観的にならないようにして,今日も,はりきってまいります! 今週のお題 - telnet でメールのチェックをする先週発行後,少し読者数が減少したのですが,今は盛りかえしていますので, 気にせずに,先週の続きをやらせていただきます.;-p
先週の内容は,こちら.
telnet コマンドを,どういうときに使うかというと,
WWWサーバやメールサーバなどの設定確認のときではないか,と思います.
メールのやりとりには,SMTP というプロトコルを用います. 1. 不正リレーの確認
社内のメールクライアントからは,
外のどこへでもメールが出せるようにする必要があると思いますが,
外のクライアントからは,
自社宛のメールしか受けとらないようにしておく必要があります.よね.
では早速,確認してみましょう. % telnet mta.usupi.org smtp Trying 202.238.73.110... Connected to mta.usupi.org.. Escape character is '^]'. 220 mta.usupi.org ESMTP Postfix HELO tamao <=== (a) 250 mta.usupi.org MAIL FROM:<usu@usupi.org> <=== (b) 250 Ok RCPT TO:<usu@d1.dion.ne.jp> <=== (c) 554 <usu@d1.dion.ne.jp>: Relay access denied QUIT <=== (d) 221 Bye Connection closed by foreign host.
上記では,usu@d1.dion.ne.jp 宛にメールを送信しようとしています.
…ふぅ.よかったですね. 2. VRFY および EXPN コマンドの確認
SMTP には,そのアドレスが有効かどうかを確認する VRFY と,
転送先などを確認する EXPN というコマンドがあります. まあ何はともあれ,試してみましょう. % telnet mta.usupi.org smtp Trying 202.238.73.110... Connected to mta.usupi.org. Escape character is '^]'. 220 mta.usupi.org ESMTP Postfix HELO tamao <=== (a) 250 mta.usupi.org VRFY usu <=== (b) 252 usu VRFY inaiyo <=== (c) 450 <inaiyo>: User unknown in local recipient table EXPN usu <=== (d) 502 Error: command not implemented QUIT <=== (e) 221 Bye Connection closed by foreign host.
いつものように,(a) でご挨拶です.
次に EXPN ですが,(d) で試すと,EXPN コマンド自体が無効のようです. EXPN usuda <=== (f) 250 USUDA <usu@usupi.org>
以上,メールの確認方法を,ご紹介しました. これらはものすごく初歩的な確認です.これらで問題なければ安心というわけでは, けっしてありません.ですが,上記のように, telnet コマンドを使った確認方法を知っていれば, あとは独学で応用できるのではないかと思います. 宿題の答え先週の問題は, telnet コマンドを使って,HTTP/1.1 で WWW サーバにアクセスしてみ ましょう.
でした.
% telnet www.usupi.org http
Trying 202.238.73.110...
Connected to www.usupi.org.
Escape character is '^]'.
GET / HTTP/1.1 <===
Host: www.usupi.org <===
<===
HTTP/1.1 200 OK
...後略...
www.usupi.org は,名前ベースのバーチャルホストという機能で実現されています. バーチャルホストとは,1つのWWWサーバが, 複数のWWWサイト(ホスト)を運用するための機能です. WWWサーバは,クライアントの要求などを見て, どのホストのコンテンツを返せばいいのかを,判断します. 名前ベースのバーチャルホストは, Host ヘッダで指定されたホストのコンテンツを返します. 上記の場合,www.usupi.org を指定していますので, www.usupi.org のコンテンツを返します.
ちなみに,HTTP/1.0 では,Host ヘッダがありませんので,
名前ベースのバーチャルホストに対応していません.
ですので,HTTP/1.0 では,メインのホストのコンテンツしか得られません.
ただ,上記の場合,telnet が終了しません.
% telnet www.google.co.jp http
Trying 64.233.189.104...
Connected to www.google.co.jp.
Escape character is '^]'.
GET / HTTP/1.1 <===
Host: www.google.co.jp <===
Connection: close <===
<===
HTTP/1.1 200 OK
...後略...
1回目のリクエストを処理したら,セッションを終了してくれます. HTTP/1.1 の詳細については,RFC2616 などで確認してください. 今週の宿題今週の宿題は,こちらです. telnet コマンドを使って,メールを送信してみてください.
です. あとがき相変わらず,本業のプログラミングなどとは接点のない本を, 読んでおります.最近は,がらにもなく,マーケティングの本を読んでいます.
ものすごく今さら感が漂いますが,自分のキャリアと栗日記の将来のことを,
マーケティングという観点から,じっくり考えてみようと思ったからなのです.
いやそんなにはっきり思ったわけではありませんが…. 読み終って,ある程度気持ちの整理ができたら,ご紹介するかもです.
それとは別に,この間読んだ本の中で,ぐっとくるところがありました.
目標を決めて,それに向かって歩み始めると,必ず抵抗にあいます.
何か大きく行動する時に,抵抗にあったら,
このことを思い出してみようと思いました.
…ふぅ,やっと書き終えました.今週は,先週以上にぎりぎりでした.
今週も,ここまで読んでいただき,ありがとうございました.
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