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[バックナンバーのトップへ] [Linux システム管理のトップへ] いますぐ実践! Linux システム管理 / Vol.008 / 読者数:255名こんばんは,うすだです.
毎年,何らかの目標を立てるようにしています.
目標を立てるなら,攻めの目標にしないと,あまり意味がないようです. それでは,今日も,はりきってまいりましょう! 今週のお題 - 携帯にメールを転送する リターンズ
先週は,自分宛に来るメールのうち,Subject: の先頭に KEITAI という文字があったら,そのメールを携帯に転送する方法を,ご紹介しました. 今週は,ちょっとひねって,以下をやってみようと思います. 1. 本文が10行以内だったら,転送する. 2. エラーが送信元に通知されないよう,転送時に From: を書き換える.
他にもネタはあるにはあるのですが,行数などいろんな都合というものがありますので,上記の2つに限定させていただきます. 1. 本文が10行以内だったら,転送する.
いくら題名に KEITAI と入っていても,メガバイト単位のメールを転送されたら,
たまったものではありません. 全部書くと長いですので,スクリプトのうち大事なところだけを,以下に示します.
#!/usr/bin/perl
my $FORWARD_MAX_LINES = 10;
...中略...
my $forward = 0;
my $message = "";
my $line = 0;
# parse header (ヘッダの取得と解釈)
while (<>) {
chop;
last if /^\s*$/;
$forward = 1 if /^Subject:\s*KEITAI/;
$message .= "$_\n";
}
# get content (本文の取得)
while (<>) {
$message .= $_;
$line++;
}
exit 0 unless $forward && $line <= $FORWARD_MAX_LINES;
&send_mail($SENDMAIL_CMD, $message);
0;
本文の取得の while ループで,行数($line)をカウントします.
スクリプト全体は,こちらをご覧ください. 2. エラーが送信元に通知されないよう,転送時に From: を書き換える.
通常時は問題ないと思いますが,たまたま携帯にメールを転送できなかったとき,
エラーメールが送信元に配送されてしまいます.
これを避けるため,From: のアドレスを書き換えて転送してみましょう.
#!/usr/bin/perl
my $MAIL_FROM = "kuri\@usupi.org";
...中略...
# parse header (ヘッダの取得と解釈)
while (<>) {
chop;
last if /^\s*$/;
$forward = 1 if /^Subject:\s*KEITAI/;
if(/^From:/) {
$_ = "From: $MAIL_FROM\nX-Original-$_";
}
$message .= "$_\n";
}
# get content (本文の取得)
while (<>) {
$message .= $_;
$line++;
}
exit 0 unless $forward && $line <= $FORWARD_MAX_LINES;
&send_mail($SENDMAIL_CMD, $message);
0;
基本的には同じですが,ヘッダの取得と解釈の while ループで,From: のアドレスを $MAIL_FROM の値に書き換え,もとの値を, X-Original-From: という適当なヘッダに置き換えて残しています.
スクリプト全体は,こちらをご覧ください.
以上,先週よりはちょっとましになったかな,と思われるスクリプトを,
ご紹介しました.
でも,これで,緊急を要するメールを,携帯などに転送できるようになったのではないかと思います. 宿題の答え先週の問題は, X-Keitai-Forward: というヘッダのあるメールを,携帯に転送する スクリプトを作ってください.
でした. $forward = 1 if /^Subject:\s*KEITAI/; を,以下に変更するだけです. $forward = 1 if /^X-Keitai-Forward:/
スクリプトを全部ご覧になりたい方は,以下をどうぞ. 今週の宿題今週の宿題は,こちらです. 指定したメールアドレスからのメールを,携帯などに転送するための スクリプトを作ってください.
特定のヒトからのメールを携帯に転送したい,というニーズは,結構あるのではないかと思います.(私は,よめからのメールを,転送してます.) あとがき
冒頭の続きですが,目標を立てる,ということを始めたのは,知る人ぞ知る,
神田昌典氏の「非常識な成功法則」という本を読んでからです.
このメルマガを発行しようと思ったのも,上記がきっかけです.
気が向いたら,一度読んでみてください.損はしないと思います.
今週も,ここまで読んでいただき,ありがとうございました.
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